どうも、いよりです。
ラーメンは鶏ガラ醤油派です。
ぶっちゃけ、ラーメン二郎って食べたことないのですよ。噂には聞くけど。1人で行くのもアレだし。そんなに大食いに自信があるわけでもないし。
まぁ、でも、どんなものか知りたいよねー、と思っていた矢先、ふらっと立ち寄った早稲田の古書店にて偶然こんな本を見かけたので、読んでみることにしました。
この本を貫くテーマは唯1つ。「なぜ二郎は、ここまで人気があるのだろうか?」
この命題に関して、経営学的な視点から様々な分析がなされていく。そもそも「ラーメンという食べ物に最適な業界モデル」から始まり、二郎が製品の差別化に成功している理由、絞り込まれたターゲット、リピーター率、その他色々な二郎の魅力が伝わってくる・・・。
具体例を通じて、簡単な言葉で経営学が齧れるところが素晴らしい。こう、「勉強するために読む」のではなく、自然と惹き込まれる感じ。
実際に何かを経営するつもりは今のところないけれども、経営学ってちょっと興味あるんですよ。
経営学とかマーケティングとかって、そこにお金のやりとりが発生するから俗っぽいものになってしまうけれども、要するに「魅力」についての学問でしょう。
人はどのようなものに魅力を感じるか? という命題は、結構深い意味がある気がします。何となく。
いより